のん監督・主演 映画「Ribbon」上海国際映画祭 公式招待決定!

2021.05.22

 

■のん監督初の劇場映画が、アジア最大規模の上海国際映画祭でデビュー!
のんが脚本・監督・主演を務める映画「Ribbon」(2022年公開予定)が、第24回上海国際映画祭の特別招待作品としてGALA部門に選出され、公式出品が決定しました。

1993年に開始され今年で第24回を迎える上海国際映画祭は、国際映画製作者連盟(仏パリ)の公認を受ける国際映画祭であり、世界12大映画祭の一つに数えられるアジア最大規模の映画祭です。

世界中から集まった500作品前後の映画が上映される中で、さらにGALA部門に選出されるのはわずか数作品。
「Ribbon」の上映は本映画祭が初となり、上海でワールドプレミアを迎えます。のんは上映前にビデオメッセージで登場予定です。

 

■コロナ禍で表現の術を奪われた美大生がアイデンティティを取り戻す作品
わたしたちのアートをとりもどす。未来を奪われた美大生の再生物語。

2020年冬。コロナ禍により一年かけて制作した卒業制作は、発表の場が失われた。家での時間があるのに、なにもやる気がおきない……。
表現の術を奪われ、自分のやるべきことを見つけだせずに葛藤する美大生“いつか”を女優・のんが演じます。鬱屈とした現状を、のんが持ち前のパワーで痛快に打破していく“再生”の物語です。

 

■のんが大量のリボンを身にまとう、メインビジュアル解禁!
上海国際映画祭の情報解禁にあわせて、メインビジュアルも解禁となりました。本作では主人公の様々な感情の流れをリボンで表現しており、絡み合う大量のリボンに身を包む姿は、可愛らしくありながらも、コロナ禍の美大生のモヤモヤとした葛藤を感じさせます。衣装は、リボンの色合いやバランスなど細部にまでこだわり、のんが制作。正面を見つめる印象的な眼差しや、「ゴミじゃない。」というキャッチコピーにも、作品の世界観が反映されています。

 

■圧巻のリボン特撮表現に注目! 特撮チームには、「シン・ゴジラ」監督・特技監督の樋口真嗣、准監督・特技統括の尾上克郎が参加!
のん発案の “リボンアートによる感情表現” にも注目。主人公の様々な感情の流れを、カラフルなリボンで表現。時には鋭く尖り、時にはしなやかに踊るようなリボンの動きを、「シン・ゴジラ」監督・特技監督の樋口真嗣、准監督・特技統括の尾上克郎の豪華タッグで実現。圧巻のリボン特撮表現となっております。

 

■のんコメント
2020年、コロナで世界中が大変なことになりました。
映画や音楽ライブ、演劇、アート展など様々なエンターテインメントが不要不急とされ、中止になりました。まるで、エンターテイメントが「生きるのに必要ないもの」と認定されてしまったかのようでした。
これをどう受け止めたら良いのか。一番最初の緊急事態宣言が出てお家時間を過ごす中で、今までもこれからもエンタメは必要なものだと再確認出来るような映画を撮ろうと決意しました。

同じ時期に、美術大学の卒業生の方が1年もかけて制作したアート作品が展示できなくなり、「自分の作品がまるでゴミのように思えた」というインタビューを読んで衝撃を受け、自分の悔しさともリンクして脚本に書いていきました。

映画「Ribbon」は、コロナ禍の美大生を描いていますが、この大変な事態に直面した世界中の学生の皆さんの物語だと思っています。

そんな思いを込めて作った映画が上海国際映画祭で上映される事を心から嬉しく思います。

 

【ワールドプレミア概要】
第24回上海国際映画祭(24th Shanghai International Film Festival)
映画祭開催期間:2021年6月11日~6月20日

映画「Ribbon」作品情報

■作品名:「Ribbon」
■公開:2022年2月25日予定
■脚本・監督・主演:のん
■特撮:樋口真嗣
■特撮プロデューサー:尾上克郎
■製作統括:福田淳
■エグゼクティブ・プロデューサー:宮川朋之
■クリエイティブ スーパーバイザー:神崎将臣 滝沢充子
■プロデューサー:中林千賀子
■企画:のん
■制作プロダクション:ブースタープロジェクト
■製作:日本映画専門チャンネル/non /スピーディ/コミディア/インクアンク

 

<中国語版メインビジュアル>