10月31日から全国公開される映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」の完成披露試写会に、のんが参加しました。

2025.09.25

 

この度、「てっぺんの向こうにあなたがいる」の完成披露試写会が実施されました。

映画の完成を心待ちにしていた2,000名の観客を前に、出演キャストの皆様が本作にかける思いを語りました。

 

世界最高峰8,849mにちなんだ8.849m×15mの“エベレスト”バナーに向かい、全員で揃って、吉永小百合さん124本目を記念した12.4mの白銀ランウェイを闊歩し、舞台挨拶がスタート。

冒頭の挨拶では、吉永さんが観客やモデルとなった田部井家への感謝を述べ、今日という日を迎えられたことを「本当に嬉しい」とストレートに表現。

天海さんも「(演じた役が)小百合さんを思う気持ちと一緒なので私としても感情移入して演じることができたし、映画が完成してとても幸せ」と映画が完成した喜びを語ったほか、「優しさを感じ取っていただける映画なので、気持ちを豊かにして帰ってほしい」(佐藤さん)、「私も勇気をもらえた作品なのでみなさんに届いたらいいなと思う」(のん)、「素敵な気持ちで帰っていただける映画なので楽しみにしていてください」(工藤さん)、

「今後愛されていくであろう作品に参加できて、とても幸せ」(木村さん)、「過酷な撮影だったが怪我なくこの日を迎えられて安心している」(若葉さん)、「心が温かくなる素敵な映画だと思うので同じ気持ちで帰っていただけたら嬉しい」(茅島さん)とそれぞれ本作に対する自信のほどを伺わせるコメントを寄せ、阪本監督は「木下グループが初めてつくる吉永小百合さんの映画ということで私なりに力をこめて作った」と挨拶しました。

 

 

青年期を演じたキャスト陣のトークでは、のんが「田部井淳子さんにも、吉永さんにも見えないといけない役だったので、どうにか表現できたらと思っていて、吉永さんの瞳の引力をちょっとでも出せたらと意識して演じた」と語り、さらに富山でのクランクアップに吉永がサプライズで駆けつけたことを

振り返り「吉永さんがひとりでいらしていて現場のテンションあがった。報われた気持ちになったし、おつかれさまとハグしてくれて、いただいたチョコレートが格別に美味しかった」と思い出を話すと、吉永さんも「ずっと前から行きたいと思っていて

なかなか行けなかったけど、最後の日に新幹線に飛び乗って行って、みなさんの一生懸命な様子に胸が熱くなった」と本作にかける熱い思いを伺わせるエピソードを披露しました!

 

また、海外映画祭の決定のお知らせが続々と届きました。

サン・セバスティアン国際映画祭に続いて、926日からの韓国の蔚山蔚州世界山岳映画祭、1016日からのハワイ国際映画祭、そして1027日には東京国際映画祭のオープニング作品への出品が決定しました!

 

<映画祭情報>

■第10回蔚山蔚州世界山岳映画祭(ウルサンウルジュマウンテンフィルムフェスティバルUMFF

開催場所:韓国 蔚山・蔚州  2025926日(金)~930日(火)

上映日:928日 1430 登壇者:田部井進也

※山、冒険、探検、自然、環境を扱った映画と文化の紹介と宣伝を目的とした韓国初の国際山岳映画祭

 

■第45回ハワイ国際映画祭

開催場所:アメリカ ハワイ州ホノルル 20251016日(木)~1026日(日)

※アジア太平洋地域における国際的な映画芸術の先駆けとして、新しい才能の発掘、革新的な教育プログラムによる

キャリア開発の促進、そして映画芸術を通した文化交流の促進を目的としており、世界中の優れた映画関係者、新進気鋭のアーティスト、映画ファンが集う映画祭

 

■てっぺんの向こうにあなたがいる」本予告編

 

【作品概要】
■タイトル:てっぺんの向こうにあなたがいる
■公開表記:10月31日(金)全国公開
■配給:キノフィルムズ
■公式WEBサイト:https://www.teppen-movie.jp/

STORY
1975年、エベレスト山頂に向かう一人の女性の姿。一歩一歩着実に山頂(てっぺん)に向かっていくその者の名前は多部純子。日本時間1630分、純子は女性として初の世界最高峰制覇を果たした―しかしその世界中を驚かせた輝かしい偉業は純子に、その友人や家族たちに光を与えると共に深い影も落とした。晩年においては、余命宣告を受けながらも「苦しい時こそ笑う」と家族や友人、周囲をその朗らかな笑顔で巻き込みながら、人生をかけて山へ挑み続けた。登山家として、母として、妻として、一人の人間として…。

純子が、最後に「てっぺん」の向こうに見たものとは―。

【クレジット&ビリング】
吉永小百合
のん
木村文乃 若葉竜也
工藤阿須加/茅島みずき 円井わん 安藤輪子 中井千聖 和田光沙
天海祐希/佐藤浩市

監督:阪本順治
脚本:坂口理子 音楽:安川午朗
原案:田部井淳子「人生、山あり“時々”谷あり」(潮出版社)
製作総指揮:木下直哉

製作:「てっぺんの向こうにあなたがいる」製作委員会 木下グループ 朝日新聞社 読売新聞社 報知新聞社
制作プロダクション:キノフィルムズ/ドラゴンフライ 配給:キノフィルムズ 協力:一般社団法人 田部井淳子基金

©2025「てっぺんの向こうにあなたがいる」製作委員会