映画「アフター・ザ・クエイク」の公開記念舞台挨拶に、のんが登壇しました。「かえるくんは救いになる役。 責任重大だけど頑張ってみようと思った」

2025.10.04

映画「アフター・ザ・クエイク」の公開記念舞台挨拶に、のんが登壇しました。

会場は満員御礼となり、鳴海唯さん、渡辺大知さん、佐藤浩市さん、のん、そして井上剛監督が登壇し、互いの初共演や役づくりのエピソードを振り返りながら、自然との格闘や“かえるくん”役への挑戦など、現場での裏話を披露しました。

さらに原作との出会いや30年の節目に作品化された背景についても語られ、村上春樹作品ならではの解釈の広がりに触れるひと幕も。

会場は終始あたたかな笑いと拍手に包まれ、作品への期待感に満ちた時間となりました。

 

【公開記念舞台挨拶イベントレポート】

作家・村上春樹による短編集『神の子どもたちはみな踊る』を原作にした、映画『アフター・ザ・クエイク』がついに全国公開!

初日翌日の10月4日にはテアトル新宿で公開記念舞台挨拶が実施され、出演者の鳴海唯さん、渡辺大知さん、佐藤浩市さん、のん、そして井上剛監督が登壇しました。

満員御礼で実施されたこの日、25年前に刊行された短編連作を2025年の今、映画化した経緯を井上監督はこう解説しました。

「今年は阪神・淡路大震災から30年。かつて阪神・淡路大震災を題材にしたドラマや映画を作ったことがあって、それからだいぶ経って今年何かできないだろうかと相談したところ、プロデューサーから原作小説を頂いた。それはかつて震災をテーマにした映画を作った時に参考にしたものだったので、縁を感じました」と述べました。

歌舞伎町を舞台に身長2m以上ある“かえるくん”と共演した佐藤浩市さんは、「最初に監督から読んで欲しいと渡された僕のパートの内容がチンプンカンプンで意味がわからなかった。でもその後に原作を読んで“なるほど”と納得しました」と映画ならではのマジックリアリズムに唸り、かえるくんの声を務めたのんについては「どんな覚悟を持って演じられるのかと思ったけれど、のんさん自身が“これではない”と気付き工夫しながらやられている気がして、かえるくん=のんになっていた。頑張ったなと思って、凄く良かった」と絶賛。

そんなかえるくんの声を務めたのんは「かえる役は初めてだったので、どんな声になるのだろうかとビックリした。原作も読んで、かえるくんが救いになる役だと思って、意外と責任重大だけど頑張ってやってみようと思いました」と述べました。

井上監督とは連続テレビ小説「あまちゃん」で関係性は築かれており「朝ドラでとてもお世話になったので、そういう繋がりもあってこれは安心して飛び込もうと思いました。変わらずの井上ワールドだったので軽快に明るく演出してくれたので、楽しくアフレコ出来ました」と伸び伸び声を当てる事が出来たと報告しました。

映画「アフター・ザ・クエイク」は、テアトル新宿、シネスイッチ銀座ほかにて絶賛上映中!

 

 

■映画『アフター・ザ・クエイク』90秒予告【10/3(金)公開】

 

■ポスタービジュアル

 

■作品概要
・作品名:アフター・ザ・クエイク

・出演:
岡⽥将⽣ 鳴海唯 渡辺⼤知/佐藤浩市
橋本愛 唐⽥えりか 吹越満 ⿊崎煌代 ⿊川想⽮ 津⽥寛治
井川遥 渋川清彦 のん 錦⼾亮/堤真⼀

監督:井上 剛
脚本:⼤江崇允
⾳楽:⼤友良英

プロデューサー:⼭本晃久 訓覇圭
アソシエイトプロデューサー:京⽥光広 中川聡⼦

原作:村上春樹『神の⼦どもたちはみな踊る』(新潮⽂庫刊)より
製作:株式会社キアロスクロ、NHK、株式会社NHKエンタープライズ
制作会社:株式会社キアロスクロ
配給・宣伝:ビターズ・エンド
©2025 Chiaroscuro / NHK / NHKエンタープライズ
公式X:@ATQ_movie #アフター・ザ・クエイク

・公式WEBサイト:
https://www.bitters.co.jp/ATQ/