のんが第16回 伊丹十三賞贈呈式に参加しました。

2024.09.08


のんが9月6日、都内で行われた第16回 伊丹十三賞贈呈式に参加しました。

伊丹十三賞とは、デザイナー、イラストレーター、俳優、エッセイスト、テレビマン、雑誌編集長、映画監督など、さまざまな分野で才能を発揮し、つねに斬新、しかも本格的であった仕事によって時代を切り拓く役割を果たした伊丹十三氏の遺業を記念して、創設された賞です。

ITM 伊丹記念財団による伊丹十三顕彰事業のひとつとして 2008 年に創設し、これまで、糸井重里氏、タモリ氏、内田樹氏、森本千絵氏、池上彰氏、リリー・フランキー氏、新井敏記氏、是枝裕和氏、星野源氏、磯田道史氏、玉川奈々福氏、宮藤官九郎氏、清水ミチコ氏、小池一子氏、三谷幸喜氏が受賞されています。


贈呈式では、選考委員の作家・エッセイスト平松洋子氏からの祝辞や、映画監督・周防正行氏からの盾の贈呈、建築家・中村好文氏からの副賞贈呈、さらには伊丹十三記念館の館長であり、俳優・宮本信子氏からの心温まるビデオメッセージが上映されました。

 

 

のんは受賞スピーチで「心から嬉しい気持ちでいっぱいです。私は無我夢中で自分の想いを貫きとおすぞ、という気持ちで活動をしてきました。どれだけ自信があっても、褒めてもらえても、ずっと自分の表現に対して疑いを持ち続けていました。地の底まで悩んだり落ち込むこともあったけど、 これでいいんだ、自分のやりたいことを貫きとおしていいんだと、背中を押していただく、支えになる特別な賞をいただいたと感じております。

伊丹十三さんと重なるところがあるんだと言ってもらえたことが本当にうれしい。

私も伊丹十三さんのように、自分の表現をつき詰めていきたい。
もし願いごとが叶うなら、リアルタイムで伊丹十三体験をしたかったと切に思っております

これからも、この賞に恥じぬよう、精進を続けてまいります。」と語りました。

 

選考委員の皆様と。左から映画監督・周防正行氏、作家・エッセイスト平松洋子氏、のん、建築家・中村好文氏、イラストレーター・南伸坊氏

 

 

出席者の皆さんと記念撮影