【会期終了の御礼】「のんRibbon展 怪しくて可愛いもの -群れる- 」
本日、Study:大阪関西国際芸術祭 2025「のんRibbon展 怪しくて可愛いもの -群れる-」の展示が終了しました。
4月11日からの国立民族学博物館(みんぱく)エントランスでのティザー展示、そして地下展示室に拡張された新作の「こけし灯篭」たち。たくさんのお客様にご来場いただき、御礼を申し上げます。
(4月のティザー展示)
のんがこれまでモチーフとしてきた、こけしや赤べこ、白べこ、七夕飾りは、日本各地で古くから民具として受け継がれてきた伝統工芸品です。
7月31日からは「のん Ribbon展 怪しくて、可愛いもの。-群れる」として、背中に赤いリボンを多層に纏った10体の新作を含む15体もの《こけし灯篭》が地下空間の中に揃い並ぶ大規模なインスタレーションを展開してきました。
この展示が行われたのは、太陽の塔がそびえる万博記念公園の地下。
1970年の大阪万博跡地に建つ国立民族学博物館(みんぱく)の特別展示場です。
この場所には、世界の民族資料が静かに眠り、人々の祈りや生活の痕跡が重ねられています。
のんのリボンアートは、その“みんぱく”という空間にインスパイアされて生まれました。
《こけし灯篭》の他に、《ちょうちょを纏った、赤べこ、白べこ》、《真っ赤童の巣》、《七夕飾り》といった「可愛くて、不気味」なのんのリボンアートの世界が繰り広げられました。
(ちょうちょを纏った、赤べこ)
(ちょうちょを纏った、白べこ)
(真っ赤童の巣)
(15体のこけし灯篭)
(国立民族学博物館のこけしコーナーにて)
「こけし灯篭」をはじめとした作品たちは、明日、みんぱくを一旦出発し、次なる場を目指して旅立ちます。
次はどの場所で、どのような光を灯すのか――その日が来るのを、どうぞ楽しみにお待ちください。
続報は、公式サイトおよびSNSにてお知らせいたします。
またどこかで、のんのリボンアートが、皆さまと出会えますように。