上越初登場!「BUN BUN PARADE 2025」レポート

2025.11.19

11/16に新潟県上越市で行われた、上越では初の音楽フェス「BUN BUN PARADE 2025」にのんが出演。
のん自身は、新潟では初めてのライブだった。
11月とは思えないほどの小春日和で上越文化会館前も多数のキッチンカーが出店し、音楽ファンのみならず家族連れも多くあたたかくほっこりとする素敵な光景が広がっていた。
当日はPUFFYが体調不良により出演できなくなり、急遽参加が決定したOKAMOTO'Sのオカモトショウのステージで幕を開け、続く崎山蒼志、サバシスター、ヒグチアイ、そしてトリはのんが務めた。

のんのライブではお馴染みのオープニングSEが流れバンドメンバーと共にのんが現れると、上越のオーディエンスの声援に暖かく迎えられた。"春よ受けて立つ"の前奏に乗せて「こんばんは、のんでーす!」と挨拶。外は暗くなったが昼間の天気を象徴するかの様な晴れやかな演奏と歌声で会場を魅了する。

続く"フィルムの光"では、のんバンドでは久々のなかむらしょーこのベースがソリッドにリズムを刻み、ナガシマタカトのパワフルなドラムでやはりこれだと頷かされる。続く"Renarrate"、アルバムタイトルでもあるこの曲は全くもって美しい曲だ。のんのミドルボイスの通った歌声にひぐちけいのウネる様に奏でるギターリフで、気持ちが上がる。

MCで改めて挨拶し、初めての新潟への感謝を述べ、次曲"迷惑な隣人"を騒がしい隣人にならない為に戒めとして作ったのだと紹介し楽曲に突入。跳ねるリズムが楽しくワクワクする。そして美しい音色のギターからカットして激しいのんとひぐちのメロディアスな前奏"夢の味"。この曲はのんの音楽の可能性を何倍にも広げた勢いとメロディが融合した素晴らしい楽曲で、会場のボルテージも最高潮に達する。

 

続く"やまないガール"は、のんの原点とも言える力強いガールズソング、からののんの真骨頂パンクロックな激しい"秒針"のんがかき鳴らすギターはカッコ良い!MCで「新潟に来たのは美味しいお米を食べるためだ!」と力強く宣言し会場を沸かせ"わたしは部屋充"に繋げる。上越でもコールアンドレスポンスで客席との一体感を味わい、ラストはヒグチアイ作詞の"クライミー"を披露。弱さと激しさをポップに包んだ曲、会場にのんのハッピーを置き土産にしてフェスが終了した。

<BUN BUN PARADE 2025 のん Setlist>
M1.春よ受けて立つ
M2.フィルムの光
M3.Renarrate
M4.迷惑な隣人
M5.夢の味
M6.やまないガール
M7.秒針
M8.わたしは部屋充
M9.クライミー

Vo & Gt:Non
Stylist:Izumi Machino
Hair&Makeup:Shie Kanno

Gt:Kei Higuchi

Ba:Shoko Nakamura

Dr:Takato Nagashima


Photographer:Kentaro Minami(FOCUS STUDIO)