綿矢りさ原作の小説「私をくいとめて」が、のん主演で実写映画化されることが決定しました!

2020.07.22

2001年「インストール」で第38回文藝賞を受賞しデビュー後、芥川賞、大江健三郎賞など数々の賞を受賞してきた綿矢りさ原作の小説「私をくいとめて」が、のん主演で実写映画化が決定。
2020年冬に公開されます!

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あらすじ
31歳になり、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子(のん)。
みつ子がひとりきりでも楽しく生活できているのには訳がある。脳内に相談役「A」がいるのだ。
人間関係や身の振り方に迷ったときはもう一人の自分「A」がいつも正しいアンサーをくれる。
「A」と一緒に平和なおひとりさまライフがずっと続くと思っていたそんなある日、みつ子は年下の営業マン多田くん(林遣都)に恋をしてしまう。
きっと多田くんと自分は両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れきってしまったみつ子は20代の頃のように勇敢になれない自分に戸惑いながらも、一歩前へと踏みだすことに…。

監督は、『恋するマドリ』(07)で劇場長編デビュー以降、『東京無印女子物語』(12)、『でーれーガールズ』(15)、第30回東京国際映画祭コンペティション部門・観客賞をはじめ数々の賞を受賞した『勝手にふるえてろ』(17)などで、女性の生き方や恋愛にスポットを当てつづけてきた大九明子監督

みつ子が恋をする多田くんには、映画『バッテリー』(07)でデビューし、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめとした数多くの新人賞を受賞後、話題作への出演が絶えず、今最も注目を集める実力派俳優・林遣都さん。今作では、みつ子の勤める会社の取引先の若手営業マンであり、密かにみつ子に恋心を抱く年下男子を演じる。

のんは、脳内に相談役「A」をもつ31歳おひとりさま黒田みつ子を演じる。おひとりさまヒロイン・黒田みつ子は、何年も恋人がおらず、脳内の相談役「A」と一緒におひとりさま生活を満喫していた。そんなおり、取引先の年下営業マンに恋をするーー

【のんコメント】
脚本を読んだ時の感想…
面白かった!楽しいセリフが沢山で、シリアスなシーンでも皮肉なユーモアが滲んでいて、どうやって解釈しようか…と嬉しくてニヤニヤしながら読みました。 一番胸を打たれたのは、この作品のテーマであり、みつ子が大切にしている”おひとりさま”。 おひとりさまって、一つの生き方として結構普通になってきている気がします。脳内に相談役として「A」の存在を作り出す事も、楽しく生きていけるならありだなって思える。世の中の幸せは多様化している、そんな風に感じました。 触れられない相手と触れられる相手の間でどう揺れ動いていくか、演じていてとても楽しかったです。 考えすぎて自分で行き詰まっていく不器用なみつ子が、とても愛おしい。 早く皆さんに観ていただきたいです。

【作品情報】
監督・脚本:大九明子
原作:綿矢りさ「私をくいとめて」(朝日新聞出版)
出演:のん 林遣都 ほか
製作幹事・配給:日活
制作プロダクション:RIKIプロジェクト
企画協力:猿と蛇
©2020『私をくいとめて』製作委員会

2020年冬、劇場公開!

公式HP kuitomete.jp

公式twiter @kuitometemovie

2020年冬、31歳おひとりさまと年下男子による、あと1歩近づけないむずがゆい恋模様を描いたわかりみが深すぎる!!!!!(=共感度が高めの)崖っぷちロマンスが《爆誕!!》致します。

ぜひお楽しみに!